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関東大会での出来事…

子供達にとって非常に貴重な経験をさせていただいた関東大会、プラスの面も多くありましたが、マイナスの面も見えました。

幾つかのチームでは監督やコーチから強烈な罵声が聞こえるのです。




昨今、野球やソフトボールの少年少女競技人口が減少しているとよく言われます。上記はスポーツ庁が発表した中学の競技別人口実績及び推計値です。急速な勢いで軟式野球人口が減少している事がわかります。

実際、神奈川県でも6年前は少女ソフトボールの県大会の参加チームは18チームありましたが、今は10チームまで減っています。私たちも湘南ガールズとして試合に出場しており、元々は4チームの連合体です。2019年、2020年は部員不足で試合に出場できませんでした…

では何故子供たちの競技人口が減少してしまうのでしょうか?二人の子供に聞いてみたところ、二人とも“指導者が恐いから”でした。他の競技でもスパルタ系指導者はいるのですが、野球やソフトボールはその割合が特に多いと筆者は思います。私自身も中学の野球部を敬遠した理由は“坊主”と“先輩が怖い”からでした。指導者が怖そうだから他の競技を選ぶ事は充分あり得る事ではないかと考えます、

罵声は信頼関係が成立していれば大丈夫な場合もありますが、子供たちを委縮させてしまう事が多いと思います。今回も罵声を浴びたピッチャーの子が指導者の顔を見ながらなかなか投球に入れないという事もありました。昔だったら“そんな根性の無い奴は他の競技をやってればよい”でOKだったかもしれません。でもこれだけ競技人口が減少している現在、一見大人のストレス解消にも見える様な指導方法は改善していかなければならない課題の一つではないでしょうか?


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