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ソフトボールの競技人口の減少について…

前回のブログを掲示した後、日本ソフトボール協会からありがたい連絡がありました。この春にはJSAマーク付きのフェイスガード付きヘルメットが販売される予定との知らせでした。これで全国大会においてフェイスガード付きのヘルメットについて困る事はなくなりそうです。子供たちの安全を考えればアメリカのように義務化がよいかとは思いますが、それでも使えるようになっただけ大きな前進です。ソフトボール協会のみなさま、メーカーのみなさまには感謝したいと思います。


さて、以前も書き込みましたが、小中学生におけるソフトボールや野球の競技人口は減少の一途をたどっています。今回の神奈川県大会新人戦の参加チーム数も昨年の10チームに対して8チームになり相模原市と川崎市のチームが参加していませんでした。また中学高校レベルでも都や県で優勝争いに絡むような強豪と言われる学校が人数不足で試合に参加できないという事態が発生しています。以下は数年前の初声大会の画像です。公式戦ではありませんが、多くのチームが参加しています。




ソフトボールの競技人口はどうして減少してしまうのだろう??子供たちに聞くと“罵声等の厳しい指導がみんな嫌だから”という理由があがりました。これについては関東大会の時に記事として書き込みましたが、罵声や厳しい指導についてはプロ野球選手などからも批判の声が上がっており、少年野球の指導者でもそれを減らそうという取り組みが各地で始まっています。そんな取り組みもある一方で、その声はまだまだ指導者には届いてはいないのが現状です。

罵声というと男性のイメージが一般的ですが、実は男性だけではありません。女性指導者も罵声を含むかなり厳しい指導をしているところを見る事があります。男女問わずどうして激しく怒ったりする指導者が多いのか?そこを考えていくと行き当たるのは前の記事にも書いた“大人の事情”です。よく50代以上のベテランの指導者に“私の言う事を聞いていれば、結果は残してやる”と自慢げに言う方がいらっしゃいます。本来結果は選手たちのものであって指導者のものではない筈ですが、これがいつのまにかすり替わって指導者自身の“名誉”や“結果”となり、その結果を残せない子供達に対してイラっとしてしまい、罵声となってあらわれてしまうのではないかと思うのです。大人のエゴってやつですね…


時代は移り変わり、子供たちの選択肢も増えてきました。また子供達への指導方法も進化しています。湘南レディーバードや湘南ガールズの指導方法も昔と比べれば大きく変わってきています。ソフトボール自体はとても楽しい競技と娘たちは言っています。私たち大人たちのエゴによってソフトボールをやめてしまう子供たちがこれ以上増えないように、“子供達最優先”という考え方でソフトボールの未来を考えていければいいな~と一保護者として思います。


この記事をもって、筆者のウェブ担当としての役割は終了します。3年の間、たいした更新もできず、時代遅れのウェブサイトになってしまったかもしれません。このウェブサイトやブログを読んでいただいたみなさま、チームの関係者のみなさま、どうもありがとうございました。レディバ、湘南ガールズと子供達のよりよい未来を心より祈念致します。


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